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スタート地点までの移動
前回記事はこちら
台風21号の接近により、開催が危ぶまれていたが、無事に開催されることになるということで、前日に羽咋市まで自家用車で移動した。このレースは前日受付必須ではなく、当日受付も可能なので深夜入りすることにした。
前日15時でのひまわりの画像(気象庁より)。距離短縮したとはいえ、大丈夫かなと思いつつも石川県に向け、出発。
現地での駐車場所は大会指定で羽咋市役所(の隣接体育館)になっており、前日の18時から駐車可能だった。
ここからは、スタート地点までは無料シャトルバスが運行され、AM3時から3便発車されるので、時間までは車内で仮眠を取ってバスを待つ。定刻通りのバスに乗り込み、10分ほどで邑智小学校に到着。
当日受付~スタート
すでに受付と手荷物預かりが始まっていたので速やかに済ませる。
ゴールの変更に伴い、鉈打からのシャトルバスの運航時刻の変更案内が掲示されていたのでチェック。
スタートは5時、ブリーフィング・主催者挨拶の4時30分まで1時間ほど、解放された体育館で待つ。
時間が近づくとともに、ランナーが集まり始め、体育館いっぱいとなった。
ブリーフィングと開会者挨拶の4時30半になるとスタート地点まで移動するようアナウンスがあるので、スタート地点まで移動する。この際、雨具とライト点灯、タイム計測用リストバンドなど必須携行品のチェックを受ける。
雨具は着ていればOKだ。このときの気温は17℃だったので、着ていても暑いということはなかった。
スタート~永光寺まで
スタート時刻が近づき、カウントダウンが始まる。定刻5時にスタートした。
日の出時刻は6時7分なので、まだ真っ暗だ。1時間はライト点灯して走る必要がある。
1kmほど進むとトレイルに入る。ヘッデンで足元を確認しながら進む。
標高100mほどの低山を縦走し5kmほど進むと永光寺に到着する。
永光寺(5km地点)~第一CP 矢駄(20km地点)
永光寺のなかを通り抜ける。施設の中にも階段があり、それなりの高度を稼ぐ。
永光寺を抜け、ふたたび真っ暗なトレイルをヘッデンの明かりを頼りに進む。ここからが峨山大師が通ったとされる、本当の”峨山道”だ。
永光寺を出ると霊廟「五老峯」を過ぎ、ピークに出ると石碑が立っている。ところどころこういった遺構が残されている。
永光寺から3km弱進むと国道159号(七尾街道)に到着する。このあたりになると夜が明けていた。
宝達丘陵を抜け、邑智潟平野を3kmほど横切り、眉丈山地に向かう。長曽川のあたりで10kmほどの距離になる。
眉丈山地を進む。雨のせいでコースは既にドロドロだ。
ここからのCP1矢駄までのコースは、北陸電力の中能登変電所に南北に走る送電線とほぼ並行したコースとなっている。
山々を空中で送電線で結んでいくため、送電線の鉄塔はピークに設置されている。送電線と平行しているコースなのでそのピークをたどることはアップダウンを繰り返すことになり、これがだいぶ脚を削られる。公式案内では第2回大会より、鉄塔アップダウン区間は若干マイルドになっているとのことだが、かなりキツイですよ…
鉄塔アップダウンを繰り返し、進んでいくとやっとCP1矢駄に到着だ。
ここでは塩と水の補給を受けることができる。
CP1矢駄(20km)~CP2徳田(30km)まで
CP1矢駄からCP2徳田までの10kmだが、ほぼトレイル。
そして4本の送電線と平行して進む鉄塔アップダウン区間はCP2徳田まで続く。
登っては下りを繰り返す10km区間。トレイルはドロドロになっており、滑ってズルズル状態。全身泥まみれだ。
中間点となる25km地点、通常であれば1/3地点。今回では中間地点だ。
そしてほうぼうの体でCP2徳田着。
しかし、この時点ですでに関門時刻は超過していた…ここで第3回峨山道トレイルランは終わりとなった…
総括
全体を考えるとすべてにおいて準備が足りなかったといえる。
走力はもちろんだが、装備だと安物の雨具で蒸れるので、Tシャツのまま走っていたので(濡れると体力を消耗)、雨というコンディションに快適に走れるよう、キチンと対応したレイヤリングなどを考える必要があった。
基本的なことができていなかったのだ。
そしてなにより、両足の爪が剥がれたことも大きな影響があった。これは靴の中で足が動いてしまったがために起きてしまったのだが、そもそもそうならないよう靴を自分に適したものを選ぶだけではなく、しっかり爪を切ることなどの基本的なことができていなかった。アホである。
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