【レースレポ】第3回峨山道トレイルラン2017参戦記 その1

峨山道について

能登半島の石川県羽咋市(はくいし)から輪島市までを結ぶ「峨山道(がさんどう)」と呼ばれる山道がある。

峨山道の由来だが、曹洞宗の教えを全国に発展させ、その礎を築いた「峨山韶磧禅師(がさんじょうせきぜんし)」が毎朝、住職をしていた石川県羽咋市の洞谷山永光寺(とうごくさんようこうじ)で朝課(ちょうか ※朝のお勤め)をすませたのち、兼職している輪島市の、かつての曹洞宗の大本山、 總持寺祖院(そうじじそいん)までの約52kmの山道を通い、總持寺でも朝課をおこなったという伝説(峨山往来)があり、この峨山禅師が毎朝通った山道を「峨山道」というそうだ。

永光寺と總持寺祖院

峨山道トレイルランは、峨山禅師が通った由緒ある道をたどるトレイルランニングレースというわけだ。

峨山道トレイルランは、2017年で3回めだが、以前から峨山道では春と秋には2日間をかけ、峨山道をたどる「峨山道巡行」(こっちは歩くイベント)が昭和61年から開催されており、なじみの深い道のようだ。。

天台宗の比叡山延暦寺にも「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」という1000日間をかけ、山を回る修験行(40000kmとか)があり、いろいろな宗派で山々を回る修行が行われていたものと思われる。

コースについて

第1回めは羽咋市の永光寺から輪島市の總持寺祖院まで、第2回めは總持寺祖院から永光寺までの77kmだった。

今回の第3回めは第1回めと同じく、スタートは羽咋市の邑知(おうち)小学校から永光寺を経由し、輪島市の總持寺祖院までの予定だったが、非常に強い勢力の台風21号の接近により、CP4鉈打(なたうち)(釶打公民館)までの51kmに短縮されることになった(スタート時刻、関門時刻に変更なし)。CP4鉈打で提供される予定だった食料はCP2徳田で提供されることになった。

短くなったとはいえ、能登半島の低山(最高標高約290m)を縦走するアップダウンが激しいコースであり、獲得標高1855mとなる。

永光寺を過ぎ、10km地点通過後からCP2徳田までアップダウンが激しい送電線鉄塔が連なる山道を進んでいく。

30kmから40km地点まではピークを3つ越え、40kmから50kmのゴールの間はこのコースの最高標高290mまで登り、駆け下りる。

2017峨山道トレイルラン 3Dマップ

今回は悪天候により、コースはドロドロとなり、非常にタフなコースであった。

終わってみれば、ミドルレンジとはいえ、完走率 57.4%の過酷なレースだった。

峨山道トレイルランはUTMF/UTMBの参加資格となるITRAポイントが取得できるレースであり、例年通りITRAに審査を行うとのことである(10/23発表)

 峨山道トレイルラン 
UTMF/UTMB 予選レースへの申請について
https://gasando.info/news/2207/
第3回 峨山道トレイルランが、ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)および The Ultra-Trail…

例年であれば、ITRAポイントは4ポイントだが、今回は短縮されているので、何ポイントになるかは審査次第となっている。

(参考)ITRA Gasando Trail Running 2016

携帯装備について

ハイドレーション

エイドは当初から1箇所、その他のチェックポイントでは、塩と水のみの提供であることから、活動時間に対し、水と合わせて行動食を携帯する必要がある。

また、チェックポイントで水の提供を受ける際、紙コップはないので自分で用意しておく必要がある。
(トレイルランのレースでは、マラソンとは違い、紙コップによる水の提供はないレースが多い)

トレイルランニング用として、折りたためる携帯コップがあると便利なので、一つ用意しておくとよい。

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UltrAspire
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行動食

行動食の携帯する数を考える際、レース時間によるMETs(メッツ)法でカロリー計算し、行動食の量を調整している。

(参考)(独)国立健康・栄養研究所「身体活動のメッツ(METs)表」

この表ではクロスカントリーで9METs(4.5-9.1kgの荷物を持って山を登るでも7.3)、以下のかんたんな計算式で計算し、体内のグリコーゲンを2000kcalとして差し引き、基礎代謝維持分を含めた総カロリーを決定している。

必要カロリー = 1.05×9METs×体重 (kg)×行動時間 (時)

必要なカロリーは決まっても、時間経過とともに体が固形物を受け付けないなど、状況が変わるので、行動食は固形とジェルの2種類を用意している。

まずレース前に摂取するものとして、体脂肪をエネルギーに換えやすいよう「VESPA PRO 」や「スーパーヴァーム」を1個摂取している。

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レース序盤では、固形物は食べられるので溶けたりせず、握るだけでパッケージから取り出せる井村屋のスポーツようかんを愛用している。甘すぎず、塩分摂取も可能な万能選手だ。

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中盤以降からは、固形物を受け付けなくなってくることもあり、ジェルタイプも半分ほど用意している。

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携行装備

ライト(出走前に点灯確認あり)と雨具or防寒着(チェックあり、着ていればOK)も必須装備だ。

ライトについては、スタートが05:00で、日の出(06:07)まではライトを付けて走ることになるので、必ず使用することになる。
このほか、受付時に配布されるコースマップとエマージェンシーブランケットが必須である。

エマージェンシーブランケットは、スマホが入る防水ポート入りのものが参加賞でもらえるので、それを使用することが可能だ。

必須装備ではないが、エマージェンシーブランケットを使用するような要救助の状況になった際に備え、ホイッスルも用意している。小さく、ザックにスマートに取り付けることができるよう取り付けにも工夫がされており、ザックに取り付けたままにしている。

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